今日は「TIS-100」というゲームをプレイしますよ!
このゲームはプログラム言語っぽいのを使ったパゾー(パズルの本格的発音)ゲームなんです!知ってる人にしか分からない例えで恐縮ですが「ヒューマン・リソース・マシーン」みたいな、そんな感じのゲームでございます。
ゲームを起動したけど画面真っ黒だな!何をどうしたらいいんだか全然分からねえよ!
…と思って、すぐにゲームをやめちゃおうと思いましたが、お待ちくだされ。この画面は、いわゆるステージセレクトなんですよ。画面右側に表示されている大きめの四角がステージです(現在2ステージが選択可能)。ステージを選択したら、左に表示されている「CREATE NEW PROGRAM」ボタンをクリックしたらパズル開始です!
画面の左上に「●●をしろ」という指示が書いてあるので、そのとおりにできたらステージクリアです。
上のスクリーンショットはステージ1ですが、「下のリストIN.Xを読み取って、OUT.Xに書き出せ。また、IN.Aを読み取って、OUT.Aに書き出せ」と書いてあります。
右画面の上の方にIN.XとIN.Aが入ってくる場所が、下の方にOUT.XとOUT.Aの場所が、書いてあるので、ただ単に値を持っていけばクリアです!なーんだ、簡単じゃん!
やることは分かったし簡単なんだけどさ、どうやんだよ!どんっ!(机を叩く音)
ブロックの中に命令文を書くんです!ブロックの周囲に「矢印」が書いてあるので、この矢印に対して命令を出します。値を移動させるコマンドは「MOV」です。ブロックの上にある矢印の値を下の矢印に移動させたい場合は「MOV UP,DOWN」と書きます。
ステージ1では、IN.Xはそのままストンと下に値を移動させればOKですが、IN.Aな方(右側)には一番右中央にエラーが起きているブロックがあるので、ここを迂回させなければいけません。
「プログラム、できちゃったんじゃね!?」と思ったら、左下にあるRUNボタンでプログラムを動かしてみるよ!自動的に何回かテストされるので、すべての回で完璧に動いたらステージクリアだ!
クリアすると、クリアまでのプロセス回数が表示されます。スコア的な感じでしょうかね。回数が少なければ少ないほど処理が早い、ということで、スコアが高いというか、賢いのでしょう。でも、ボクはそんなの気にしませんよ!プログラムなんてねえ、正しく動けばいいんです!
アセンブラで書かれたという「ゼビウス」だって、値を0にする命令を使えば1行で済むところを、0を移動させてたから3行くらい使ってたというじゃないですか!そういうものなんですよ!知らないけど。
ステージが進むと、「IN.Xの値を倍にしてOUT.Xに書き出せ」とか、「OUT.PにはIN.A-IN.Bの値を、OUT.NにはIN.B-IN.Aの値を、それぞれ書き出せ」とか、難易度が上がっていきます。これらはチュートリアルなので、「マニュアル読んだ?命令をちゃんと使いこなしてね?」という、このゲームを作った人からのメッセージなのでしょう。知らないけど。
STEPして「こんな感じかな?」と処理を1つ1つ確認したり、「動くかな?」とワクワクしながらRUNしたり、「ふん、楽勝だ。早く次のステージに進ませたまえ。」と独り言を言いながらFAST(RUNのスピードを何倍かにする)したりするんですよ!
「ヒューマン・リソース・マシーン」は、うまく動作しないと、画面に出てる人に「ボクがバカでごめんねー」という気持ちになっちゃいましたが、「TIS-100」は黙々と一人で作業している感じがあって、ボクはこちらのほうが好きかも。
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