「コナン:エグザイル(Conan Exiles)」をプレイするぜー!
海賊行為やスリ、死体へのいたずらを行ったワタシは砂漠で吊り上げられ、死を待っている…え、ちょっと待って、死体へのいたずら?ワタシは変態なの!?
薄れ行く意識の中、筋肉隆々の男が見える…。キンメリア人のようだ…。
気づくと地面に横たわっていた。あのキンメリア人がおろしてくれたのだろう。水の入った袋と手紙を置いていってくれたようだ。なんて親切な人なのだろう。もしかして、あまりにも美しく吊り上げられていたワタシに惚れちゃったのだろうか。
断片的に敷かれた石の道路を進むと、異型の生物がコチラに気づき、飛び去った。攻撃してこなくて良かった。
異型の生物は冒険者の死体をついばんでいた。彼の持ち物を漁るが、めぼしいものはなかった。せめて装備品を回収できれば良かったのだけれど。
ワタシは死体にいたずらしたから吊り上げられたんだけど、正しいロールプレイを行うためには、この死体にもいたずら行為をしたほうが良いのだろうか。…良かった、そんなコマンドは無いようだ。ほっとした。(一応、操作方法を確認した)
そのあたりに落ちていた石や草、木の枝を組み合わせてツルハシを作成した。これで石をもっと沢山採れるようになる。…でも何故石を採るのだろう?ワタシには石が必要なのか?こんな砂漠で石を沢山持ってどうする?重いだけじゃないか。
…そう、ワタシにはもっとやらなくちゃいけないことがある。石を集めるより何より、ワタシは生きなくちゃいけない。飲んで食べなくちゃ生きていけないのだ。
ほら、喉が渇いてきた。まだゲームを始めたばかりだというのにこの仕打ち。どうやったら喉の乾きを潤せるのか、何の説明も無い。
でも大丈夫。キンメリア人が水が入った袋を置いていってくれたから、これを使えば喉の渇きを潤せるはず…。ああ良かった、そのとおりだった。でも、水を全部飲んでしまったから、次はない。早く水場を探さなくちゃ。
植物の繊維を結んで上着を作った。ナイスバディなワタシが男性から襲われる確率は少なからず減るだろう。
小さな丘を超えると木々が生い茂る場所に出た。良かった、きっと水もあるに違いない。
突然勇ましい音楽に変わったので、敵が襲い掛かってきたのかと思いきや、周りには誰もいない。気づくと、遠くの方から小さいオジさんみたいなのが小走りに近づいてくるのが見えた。あのオジさんがこれから襲い掛かってくるのだろう。
オジさんを左ストレート数発で眠らせた。ワタシも数発やられたが、全然大丈夫だ。こんなに血まみれになるほどやられてないような気がする。
遠くの方に数人のキャンプが見えるが全員男性だ。こんな原始時代だから、ナイスバディのワタシがあそこに飛び込んだら、そういうことになるだけだろう。怖いから近寄らないでおこう。
オットリしていそうな、カメのモンスターがウロウロしている。ワタシはただ水場を探して安心したいだけだ。彼の横を駆け抜けてみよう。彼は「今なんか通ったか?」みたいな表情をするだけだろう。
…って、いた!ものすごく痛い!ていうかワタシが近づくと超反応で、当然のように、攻撃してきた!見た目によらず素早く、なんて攻撃的な生き物なのだろう!
…ワタシは死んだ。気がつくと、また砂漠に立っている。ここはどこだろう。所持品は何もない。水の袋もなくなっていて、このままでは砂漠で野垂れ死んでしまう。
…目の前にうさぎが出てきた。
うさぎはワタシの必殺の左ストレート一発で死んだ。皮を剥いだり、いくばくかの肉を得たりするかと思ったが、全く、何も、入手できなかった。無用な殺生をしてしまった。うさぎ、ゴメン。
このヤックル(「もののけ姫」に登場)をやっつけたら、さすがに皮や肉が手に入るのではないだろうか。
すまんヤックル!(ばきぃ!)
…あ!逃げた!ものすごく速い!ヤックル!逃げないで!ヤックル!…ちょ、すごく速い!めちゃくちゃ速い!ちっとも追いつけない!
ヤックルを狩るのは諦めて、適当に歩いていると水辺に出た。ワタシの死体がどこかに落ちていれば、持っていたアイテムを回収できると思うのだけれど、あれがどこだったのか、ちっとも分からない。
ものすごい遠くから目ざとくコチラを見つけて襲い掛かってくる、変態オジさんをやっつけたが、コイツは何も持っていない。そういえば、今のワタシはリストバンドと上着を着ていて、何となくボクサーみたいで格好いい。
敵をやっつけたり、何かを作ったりすると経験値を獲得でき、一定量の経験値を獲得するとレベルが上がる。レベルが上がると、能力値にポイントを割り振れるだけでなく、生産法を学習できる。生産法を習得すると、その生産法に含まれるアイテムを作れるようになる。
たやすく死ねるこのゲームでは、家を作って、そこからリスポーンできるようにしたほうが良いような気がするので、建築に関する生産法を優先的に学習することにする。
ものすごいキャンプを発見した。周りに誰もいないことを何度も確認してから火に近づいた。
夜は周りが全く見えなくなるので、本当に恐ろしい。たいまつを持って移動するのが基本なのだろうけど、たいまつを作る余裕がない。
繊維の寝具というのを作った。簡易ベッドみたいなものなのだろう。これを使うと、リスポーンポイントがこの場所になるのだそうだ。これでいつ死んでも安心だ。この場所を拠点にしてみよう。
斧を作って木を切り倒し、木材を入手。「マインなんちゃら」でもそうだったけど、家を作るにはやっぱり木材が必要だろう。
木材を入手するのに夢中になってたら喉が渇いた。そうだ、水の入った袋を作るのを忘れていた。今から作って間に合うだろうか。…え!?水袋を作るには、動物の皮20枚と、ひもが10本も必要!?どちらも全く持ってないけど!水袋ってものすごい貴重品じゃん!
…メニューを開いている時ですら、時間は流れる。そんな当たり前のことをワタシは忘れていた。そしてあまりにも喉が渇いたワタシは、あっという間に死んだ。
でも大丈夫。
さっき作った繊維の寝具の場所でリスポーンするから。ワタシの死体がある…。ワタシが持ってたアイテムを回収。
ちょっと離れたところで石や木材を採ってキャンプに戻ってきたら、いつの間にか人間の一団がくつろいでいた。ワタシは誰もいない、と勝手に決めつけて、彼らのど真ん中に突き進んでしまった!なんという不注意!
彼らは両手に武器を装備しているのにワタシの武器はさっきまで木を切ってた斧のみ。しかも相手は3人。これは全く勝ち目がない。
向こう岸まで泳いで逃げると、1名だけが追いかけてきた。1名だけなら勝てるかも(相手は半裸だし)、と思ったワタシは思い切って彼に攻撃してみた。彼はなぜかその場で動かなくなったので(バグ?)、ここぞとばかりに斧で斬り付けまくり、殺した。
彼は何も持っていなかったし、彼に対するいたずら行為もしなかった。
あのキャンプには戻れない。仕方ないからそのまま歩いていると、またキャンプを発見。また3人だ。彼ら全員、火に向かって武器を構えているけど、何をしているのだろう。
3人のうちの1人がワタシに気づき、襲い掛かってきた。
途中で斧が壊れてしまい、左ストレートを繰り出すが、勝てなかった…。
この短時間で、一体何度死んだだろう。この世界では15分以上生きることすら難しい…。
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