さあ新学期は始まったかな!?引き続き、恋に、勉強に、頑張っていこうじゃないか!あ、いけね、思わず呼びかけちゃったけど、ボクはもう高校生じゃなかった!高校を卒業して早くも6年か~。あの頃がなつかしいぜー!
…いやいや、ウソをついている場合じゃないぜ!「ドラゴンクエスト11」だよな!
…いや、寝てないよ。
………え?寝てないよ。
目をつぶってるだけ。
今日の日記が始まったばかりだというのに初っ端から寝てるはずないじゃないか。
困ってる人に気づかないフリするのも結構大変なんだよ。困ってる人が助けを求めてくれたらさ、それはもうクエストだから。経験値を余計にもらえたり、お金やアイテムをもらえたりするじゃん?そういうことだよ。助けを求めてくれないと。
クエストにならない人助けなんて無意味だよ。(きっぱり)
隣の老人は気づかないふりがちょっと露骨過ぎるかな。もっと上手くやらないと。あいつが生きて何処かに戻った時に、ボクらが何もしてくれなかった、なんて言いふらさないとも限らないんだから。
…ちょっと眠くなってきたなあ。
…あ、あ?ああ、なんだシルビアさんか。今、ちょっと”落ちてた”よ。
え、なに?踊る?
じゃ、いっちょ踊るか!いい眠気覚ましになるさ!
ボクの踊りを誰かが見てくれているか、みたいなことはどうでもいいんだよ。ボクは踊りたいから踊ってるだけなのさ。ゴキゲンなミュージックとダンスがそこにあれば、ボクはハッピーなんだから。
グレイグさんの声は低くて、たまに何言ってるのかよく聞こえないんだけど、基本的にいい声だから、聞いてると眠くなっちゃうんだよね。グレイグさんが…なにか言ってるけど…よくわかんないや…。
気がついたら光る棒を持たせられてたよ。結構熱いな、この棒。熱持ってるよ。このまま持ってたらちょっとやばいかも。火傷しちゃうかもしれない。この光る棒をどうしたらいいんだろう。また”落ちてた”から、どうしたらいんだか全然わからないよ。あの老人が何か言ってたような気がするんだけどな。もう一度言って、とか頼むのもなあ。
…あ、セーニャちゃんがウトウトしてる…。セーニャちゃんも眠いんだな。
セーニャちゃん、我慢すること無いよ。一緒に眠ろう。いや、そういう意味じゃないよ。セーニャちゃんが眠いって言ってくれたら、きっと今日の冒険はココでキャンプはっておしまいになると思うんだ。そしたら思い切り眠れるじゃないか。そういう意味だよ。
…セーニャちゃん、ありがとう。君のおかげで今日はもう眠れるよ。さあボクの最終奥義を繰り出そう。ハイパーギガトゥルースリーピング!(HyperGigaTrueSleeping)
その後、勇者ともちぷりは、味方の奮闘のおかげで悪者を退治することが出来た。冒険の中盤以降、彼はほとんど二軍生活を送っており、暇に任せて眠ってばかりいたという。勇者一行の銅像を建てる際に、彼のポーズについて議論がかわされたが、結局は剣と盾をかまえている、無難なポーズに落ち着いた。一人だけ眠っているのではあまりにも可哀想だし、意味不明、という配慮があったためである。
…というわけで、「ドラクエ11」をクリアしたぜー!賢者の石をもらえるクエストは必須だと思ったよ!とっくにプレイステーション4版をクリアした奥さんが、DS版をプレイしたくてウズウズしている様子だから、あっちの方はそこそこ頑張るよ!
システム的には全く新鮮味がなかったけれど、物語はとても面白かったし、戦闘のバランスがキツめで、戦略を考えたり、キャラクターにどのスキルを覚えさせるかが結構考えどころだったりして、とても良かったです。
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