つきまとわれる美女

さあ「バイオハザード」で遊ぼうじゃないかね!

もうすぐ新しいのが出るんだよね?
リメイクな「RE」の方をプレイしてまいりますよ!
「RE」は大して怖くないのがいいよな!
ボクの心臓が止まる心配がないからね!

「RE2」はクレア編をクリアしてないし、「RE3」は全くの手つかずだったんだ!
罰当たりだね!


きゃっ、カルロス!
超スキ!
大好き!
斎藤工にちょっと似てるのも素敵だし、いわゆる細マッチョなところもちょー素敵!


このチャンスを逃さず、ここで告白よ!
頑張るのよジル、二人きりになるチャンスなんてないのだから。
チャンスを逃さない女、それが私!
それがジル・バレンタイン!


あっ、あのっ!
私、あなたのことが前からスキでした!
付き合ってください!



あ、そうだったんだ。

じゃあさ、今度の土曜日に映画でも行く?
「鬼滅」はもう観た?あ、あれまだやってんのかな。
「コナン」はどう?
「ハサウェイ」でもいいよ?
それともウケ狙いで「ワニ」とか行っちゃう?


いや、あの、なんていうか…ごめんなさい。
間違えちゃった…。


心の中なのに変な名乗りまで入れてたからタイミング逃しちゃったんじゃん。

タイレルさんがいい人ですぐ許してくれて良かったね。
ていうか、タイレルさんが挙げた映画って全部アニメ…。


うん、それでね、私、”突撃モード”に入りっぱなしになっちゃってたから…


水着買って、それで勝負しようかなって!

ここぞというチャンスを逃さないのが私!

それがジル・バレンタインだから!


…ていうか、それはいいけど、カルロスさんはどこに行っちゃたんだろ。
考えてみたらただでさえ離れてたのに、私ったら水着買ってたどり着くまでに相当時間がかかっちゃってるわ。

オメガトライブの人を一人でも見つければカルロスさんは自然と見つかるかもしれないわね。なんてったってカルロストシキ・アンド・オメガトライブだし…くすくす。

はっ、私ったら!

オメガトライブの人なんて誰一人、顔も名前も知らないじゃない!


突然のモンスター登場!


ううう、ものすごいタックルされたわ…。
全身が痛い。


だ、だめ、もう動けない。
ちょー痛い。
意識が遠くなっていく…




う、うーん…


誰かからの視線を感じる…


ココはどこですか?
あなたはどなた?


ココは私の家。
あなたをモンスターから救ったのは私、ニコライだ。
はじめまして。

あなたに「好きだ」と何度も告白されるうちに、段々と私もその気になってきてしまってね。私もあなたに好意を持つようになった。

さあ二人の生活をはじめよう。
ジル・バレンタイン。


え、私ったらうわ言でそんな事を言ってたのね。
ごめんなさい、それは別の人に対する気持ちで、あなたに対する気持ちではないの。
誤解させてしまって本当にごめんなさい。


ジル、この世の中には謝って済むこととそうでないことがあるんだよ。
君は私のものだ。
私と暮らさないと言うのなら、腕ずくでもそうさせるまでだ。


やめてニコライさん!
私が美人でセクシーかつ気を失っていたとはいえ思わせぶりな事を言ってしまったのは本当に申し訳ないと思うわ!
でも、暮らすとか暮らさないとか、そういう話は別よ!

一緒に暮らすというのはつまり、結婚的なことでしょう!?

私、あなたの事を何も知らないわ!
年収はいくらなの?
職業は?
趣味は?
まずはそこからでしょう?


私は開業医で、年収は3000万。
一人暮らしで、趣味はレトロゲーム収集とマラソン…

大丈夫か、ジル!
ボクだよ、カルロスだ!
たすけにきたよ!


あっ!
撃っちゃった!
思わずカルロスさんを撃っちゃったわ!


はあ、びっくりした。
カルロスさんったら突然出てくるんだもん。
防弾チョッキに当たってるし、1時間もしたら気づくはずでしょうね。


彼の家には「メガマン」の巨大スタチューがあるのよ。
すごくない?


彼ってもちろんニコライさんのことよ?
彼ったら私を命がけで救ってくれたスーパーマンだもの。
ものすごく優しくしてくれるし、とんでもないお金持ちだわ。

マラソンもいいけど、マリンクルーズとかもどうかなって二人で話をしてるの。
そんなに大きくない船を買って地中海をクルーズしたり、ね。

チャンスを逃さない女、それが私。
ジル・バレンタインなのよ。

じゃね。


ま!?

まじでニコライって人と暮らしてるの?
ちょっと!
自分から電話かけてきたのに一人でしゃべって勝手に電話切らないでよ!


彼ほどではないが、私の年収は2000万円は超えていたはずだ。
会社をいくつか運営している。

趣味は特に無いが、あえて言うなら読書だ。
数年前まではコミケに毎年参加していた。


家はどこ?


というわけで、「RE2」のクレア編は途中まで進めていたのでサクッとクリアしちゃったし、そのまま開始した「RE3」はすげえ短かったから、こちらについてもサクッとクリアしたよ!「バイオハザード」は久しぶりにプレイすると面白いね!

「RE3」のしつこい敵は、無敵の主人公にやられてもやられても立ち向かってくる姿が健気で、あまりの健気さに心を打たれて、思わずわざとやられてあげちゃったよ!
(本当は本気で戦ったけどやられた)


「RE3」の主人公であるジルさんは「バイオハザード1」の主人公だったんだね!
あまりにも面影がないから全然気づかなかったよ!
「RE」なエンジンで「1」も作り直したらどうなんだろう。

というわけで、水着モッドを入れてプレイしておりましたが、すげえ高いテンションのままプレイできました。
すげえ短かったし、物語もほとんどなくて、シリーズとして本当に煮詰まっていたんだろうなあと思うけれど、”久しぶり補正”が発揮されてとても楽しかったです。

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