「ドラクエ」派が「ファイナルファンタジー2」をクリアする

2025年2月11日火曜日

Diary Game ファイナルファンタジー2

t f B! P L

「ファイナルファンタジー」をクリアしたワタクシは、当たり前のように「2」に挑むのだっっっっっ!(スピーディな導入)


ゲームスタート!

そして全滅!

そして蘇生!

そして行方不明!

そしてのばら!

そしてクリア!


…あら?

スピーディ過ぎた?

この「ファイナルファンタジー2」は、剣を振るえば振るうほど、剣の熟練度が上がるんです!

非常に理にかなった成長システム!


…当時はそのように思ったのですが、色々欠陥があるんです。

魔法も武器と同様に、使えば使うほどレベルが上っていくのですが、ダンジョンから脱出する魔法などは、そもそも使う場面がそれほどないからレベルが上がりにくくて、最後まで使い勝手が悪いままだし、ヒットポイントやマジックポイントは戦闘中に減った分だけ増えるシステムなので、味方同士で攻撃しあってヒットポイントを減らしたり、使う必要のない魔法を唱えまくってマジックポイントを減らしたりする努力が必要だったんです!

そしてその結果、いつもヒットポイントが残り一桁、みたいなギリギリの、ヒリヒリした戦いが繰り広げられちゃうんです!

そしてさらに、マジックポイントも毎回の戦闘で使い果たすから回復もできず、1戦ごとに宿屋に泊まる必要があり、お金も全然たまらず、常に貧乏だったんです!

でも、大丈夫!

そう、ピクセルリマスターならね!

あと、シナリオが進むと、同じエリアでも登場するモンスターが変わっちゃうのがイヤンな感じでした!

オリジナル版では飛空艇を奪取すると登場するモンスターのランクが上がったのですが、飛空艇をヒイヒイ言いながら奪取したボクのパーティは、その後に登場するどんなモンスターにも勝てなくなってしまったのです!

「ドラクエ」派なボクが「ドラクエ」に例えて言うと、まだレベル5なのに、どこにもスライムがおらず、最弱のモンスターはキメラ!
みたいな感じでした。

というわけで、当時は、結局序盤で詰んでしまってクリアできませんでした…。

でも、大丈夫!

そう、ピクセルリマスターならね!

「ピクセルリマスター」に搭載されたブースト機能、「経験値×4倍」「もらえるお金×4倍」を使えば、キャラクターはガンガン成長するんだ!

魔法だってちょっと意識して何回か使えば、すぐに最高レベルまで育つよ!

ガンガン進んであっという間にクリアさ!

※注意※

ここから「アオイホノオ」的な雰囲気のことを書きます。

「ドラクエ」派なボクは、オリジナル版の「ファイナルファタンジー2」が発売された当時は、

あの、出来の良かった「ファイナルファンタジー」の続編がたった1年後に発表されるとは驚きだ。それはさておき、最初のはいわゆる練習に過ぎなかったはず。
今回からが本番なはず!

と思いながらプレイし、早速あらわれた「単語システム(会話中のキーワードを覚えて、他のキャラクターに、そのキーワードについて能動的に質問できるシステム)」に、

むむう、「ファイナルファンタジー」め、「ドラクエ」に無いシステムを盛り込みまくっていやがる。単語システムを秘密組織のアジトに入るための合言葉として使わせるとは何ともにくい演出だぜ…

とビビりました。
そして、飛空艇奪取という比較的序盤のイベントをこなしたあとに詰んでしまってからも、

シナリオは安直だが、安直さを隠そうとしないあたりが少年漫画っぽくて嫌いな感じではないし、成長システムも荒削りだけど新しいことをやってやる的な熱意が感じられる!


だが、まだ「ドラクエ」の域には到達していないな…

坂口博信とやら…
次回作ができたら
またプレイしてやるからな…。

と、尖りすぎてるシステムに安堵しつつも、一定の評価をしておりました。
(「ドラクエ」派だから上から目線)

37年ぶりにプレイしてみると、「2」もシナリオはほとんど無くて、ずーっと戦闘していたような感覚でした。

感覚的には「ウルティマ1」「2」みたいな感じ?

と言いつつも、超初期「ウルティマ」の、村人も警察も殺っちまえ的な無邪気さというか乱暴さも無いので、よほどの物好きでない限り、わざわざこの現代に「1」「2」を遊ばなくてもいいんじゃないかな、と思いました。


ちなみに、ボクは「2」の主人公の絵がすごく好きでした。

パッケージ、コレですよ!

超かっこいい!

主人公で、ゲームのパッケージなのに、
剣で顔が隠れてるんですよ!

どういうポーズなの!?
何してるシーンなの!?
という気もしないでもないけど、この怪しさも含めて超かっこいい!

で、この主人公がゲームの中でフィールドに出ると、コレ(↑)になるんですよ!

がっかりしたシーンではなく、いっつもコレなんです!

コレ(↑)は主人公のセリフなのかな?と思ったくらいでした。

パッケージとゲーム内の落差が非常に素敵だよなあ…。
(皮肉とかでなく、本当に好きです)


というわけで、次は「3」に挑むぜーっ!

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