「ファイナルファンタジー:ピクセルリマスター」をプレイいたします!
ボクはまだ20代の美青年ですが、ファミコン版をほぼリアルタイムにプレイしております!
(さらりと嘘をつく)
正直、あんまり良い印象を持ってなかった気がするんです!
当時のボクはファミコン版「ウィザードリィ」が一段落して、いよいよ「ドラクエ3」が出るぜー、みたいな時期に友達から借りて、あくまでも「ドラクエ3」までのつなぎとしてプレイしてやるか。
…みたいな、妙に上から目線な感じでプレイしたんですよ。
「ファイナルファンタジー」のことを全然知らなかったんです!
というわけで、当時の記憶を掘り起こしながらプレイしてまいりたいと思いますよ!
そうそう、城下町が塀で守られてる!って思ったんですよ。(塀?)
「ドラクエ」ではモンスターがうろつく世界だというのに、「1」のメルキドにしか塀がなかったのが違和感あったんですよ!
モンスターが街に入ってきちゃうじゃん!とか思っておりました。
あと、手前が街、奥がお城、というのは絵を見たら分かるのですが、区別されているのにもちょっと驚きつつ、めんどくせえな、とも思ったんですよ!
突然オリジナル版でなくてピクセルリマスター版の話をしちゃいますが、な、なんと、お金や経験値をオリジナル版よりもたくさんもらえるように設定できちゃうんです!
もちろん最大の4倍にしちゃうぜー!
ガンガンレベルが上がるし、装備品や魔法を買うときにも全くお金に困ることはないので、ほぼ”強くてニューゲーム”みたいな感じっすよね。
しかも、エンカウントする/しないも、リアルタイムに変更可能です!
その街やダンジョンにいくつ宝箱があるか、なども表示されるので、”エンカウントしない”に設定してゆっくり探索することも可能なんです!
めちゃくちゃ嬉しい機能だぜー!
「ファイナルファンタジー」といえば、この、横から見た戦闘画面!
「ドラクエ」派だったワタクシは、「RPGは想像力のゲームなのだから自分自身の姿が見えるなんて邪道!」とかめんどくさいことを思っておりましたが、装備した武器のグラフィックが変わるのに気づき、
むむう、これはこれで素敵じゃないすか…
とか思った記憶がありますよ。
ただ、上のスクリーンショットだと敵は9人登場していますが、全員がちゃんと何かしらのアクションするんですよね。
当たり前といえば当たり前なんだけど、当時、そんなにたくさん敵が登場するRPGはなかったし、敵のターンが長くてイライラしたりもしました。
ピクセルリマスター版は戦闘スピードを早めるキーもありやがるんです!
なんすか、本当に!
いちいち最高じゃないスか!
あと、魔法が気持ちよかった記憶があります!
全体魔法で敵を一網打尽にすると、ボーン!ボーン!ボーン!と連続して敵が倒れる音がするのが、とても気持ち良い!
ボクは敵が爆発して死ぬゲームが好きなのですが、ひょっとしたら「ファイナルファンタジー」の気持ちよさが心のなかに残っているのかも。
あ、敵が爆発して死ぬゲームとして他に好きなのは「ウィザードリィ:ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージ」です。バーン!バーン!と連続して音がするのが気持ちいいんだよなー!
そして、敵がかっちょいい、そしてまたボスがデカく描かれていて、これまた素敵、と思った記憶があります!
万人受けするデザイン&決められたフォーマットをあまり崩さない「ドラクエ」とは全然違う方向性!出し惜しみは無しで、やれる時はガンガンやっちまおうぜ的な!
「ファイナルファンタジー」め、
なかなかやるな…
と思ったものです。
(当時のワタクシはドラクエ派なので、ドラクエ以外のRPGを下に見ています)
「ファイナルファンタジー」はダンジョンが複雑で長く、先に進める、いわゆる”正解の階段”とは正反対の位置に必ず宝物があったんです!
作った人は絶対に性格が悪いな
と思っていました!
そして、脅威のエンカウント率!
何をされても何が起きても、常に心が落ち着いていたワタクシのあだ名は、
もちろん”ガンジー”
でしたが、そんなガンジーなワタクシが、あまりのエンカウント率に舌打ちしちゃうくらいでございましたよ!
ガンジーが舌打ちするレベル
ってよっぽどだろ!
あと、プレイ中、いつも同じ曲の同じところで敵と遭遇するような気がして、「ここで出る」というタイミングで一時停止するとエンカウント率を下げられるのでは?と思い、実践したりしておりました。
一時停止することで、すこーしだけエンカウント率が下がったような気がしていたのですが、後年、開発者のインタビューで「あのゲームは曲のタイミングで敵を出してたんです」みたいな話があって、おお、気のせいじゃなかったんか!と妙に晴れやかな気持ちになった記憶もあります。
テキストがださいのと、物語がほとんど無いな、と思っておりました!
堀井雄二という人が何をしているのか、「ドラクエ」派のくせにいまいち分かってなかったのですが、「ファイナルファンタジー」をプレイして、堀井雄二の偉大さを理解しました。
飛空艇に乗ったとき、
ファミコンでこんなに高速スクロールするのを始めて見た!
と驚きました。
極めて普通な感想ですが、当時のゲームでは全く見られない、圧倒的なスピード感はものすごかったっすねえ。
クラスチェンジするとキャラクターがすごく強くなるのですが、今までの可愛らしさが完全に消え去ってしまうのが非常に残念で、前のほうが良かったな…と本気で思っておりました。
そして、そう思うほど、キャラクターに愛着を感じていたのか…と自分自身に驚いたものです。
…思い返すと、「ファイナルファンタジー」はまだ「ドラクエ」には及ばないけど、追い越してやる!という情熱が感じられる、
だから嫌い
と思ったのだと思います。
(ドラクエ派だったから)
それにしてもですね、ピクセルリマスター版は本当にかゆいところに手が届く感じで素晴らしいです!
「ドラクエ」も、今のヘンテコなリマスターなんて無かったことにして、今からでもピクセルリマスター版を出して?
ね?
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