怖すぎて15分でギブ

オキュラスクエスト2で遊ぶのに、どうせならオキュラス専用のゲームが欲しいと思い、VRなホラーゲーム「ライズ・ビニース(Lies Beneath)」というゲームを購入してみましたよ!

ボク、怖いの、すげえ苦手なのに!

でも、ムービーを見ると化け物的なものをショットガンで撃ったりして面白そうだったんです!「ハーフライフ:アリックス」だって最初はすげえ怖かったけど、最後の方では虫モンスターに対する耐性がいくらかできて、奴らが出てきてもそれほど驚かないで対処できるようになってたから大丈夫だよ、きっと!

ゲームを始めるとね、いきなり、この画像(↑)ですよ。

脳みそ丸見えな女性(?)が、こちらを見てるんですよ。
いや、見てるというか、どこも見てない感じで、その場でグルーっとゆっくり回転してるんですよ。

そして、赤いんですよ。
いやな感じの赤なんですよ、これが。

なんすか、これ。

いきなりちょー怖いんですけど。

チュートリアルはアーティスティックでかっちょいいんです。

でも、ゾンビ的なもののすぐ横を通りすぎないといけないんですよ。

どうして?

どうしてなの?

チュートリアルくらい、
明るい雰囲気にできないの?

お花畑を歩いたっていいじゃない?

…実際にお花畑が出てきたら出てきたで「意味不明で不気味」とか言って文句言うかも。

…チュートリアルはすげえ短くて良い感じなのですが

でっかい顔がこっちを見てるんですけど。

ボクのことをめちゃめちゃ見てるんですけど。

よく見ると笑ってるような感じにも見えるんですけど。

そして「そっちに行け」って
言われるんですけど。

このゲームはコミックブックの中に入っていく感じのゲームです。

昔メガドライブで出ていた「コミックスゾーン」と全く同じですねって全然違うや。

自分でページをめくらないといけないんですが、早くも怖くて怯えているワタクシとしては、ページをめくろうと近づけた手を、コミックの中から出てきた手にガッと掴まれたりするんじゃないか、とか想像しちゃって怖くてたまらんのです。

あ、コミックの絵柄はすごく好みです。
日本っぽさのかけらもない「これぞアメコミ」って感じの絵です。
こういう陰影がはっきりくっきりした絵が好きなんですよねえ。

物語は、お父さんと一緒にドライブしていた女の子が事故を起こしてしまうところから始まります。周りにダイアログが浮かんでいて3Dなコミックのような感じです。

主人公は車の外に放り出されていましたが何とか無事で、お父さんの安否を確かめに車に向かって歩いていきます。

誰かが私を見ている

とか、サラリと書くのヤメテ!

ちょー怖い!

車を調べるとお父さんの姿はなく…

血が真っ暗な洞窟の中に続いていました。

お父さんは血だらけのまま、この洞窟に入っていったのか?

私をおいて?

そんなことよりさ、

やっぱり洞窟に入りますかね?

ここで気持ちを一旦リセットしようと思ってポーズメニューを開くと…

ぎゃっ!

なんか半分骸骨が見えてるような女性の顔が表示されてる!

ああ、これ、主人公なのかな。

体力が75%も残ってるのにこんな感じになっちゃうだなんて、残り10%を切ったりしたらどんな顔で表示されるんだろう。怖い顔が表示されるんじゃなくて、どんどん透明になっていってくれたら怖いの見なくて済むんだけどな。

女の子はライターを持っているので、その明かりを頼りに洞窟を進んでいきます。

ライターの光は遠くまで届かないので足元を照らして進んでいく感じです。

…洞窟の中に病院?

ベッドの上に誰か寝てるし、その手前にゾンビっぽい人が立ってる…。

…いない!

ベッドに近づくため、左に移動した時に、一瞬、柱で視界が遮られたんです!
その瞬間にゾンビっぽい人がいなくなった!

や、やばいぞ、このゲーム!

怖がらせ方のセンスがいい!

センスが悪かったり、粗があったりして、ツッコミを入れられるようだったら、それほど怖くないんだけど、このゲームは全く隙がない!

病院にありそうな感じの機械の側には、赤い人形が置いてありました。

理由はわからないけど、主人公の女の子は直感的に「燃やさないとアカン」と思ったみたい。ライターで火をつけると、人形はあっさり燃えてなくなりました。

この時ね、ボクの頭が
なでられたような感覚があったんです。

おそらくボクの髪の毛がヘッドセットのゴムバンドによってひん曲がってて、それが元の位置に戻ろうとしたんだと思いますが、すげえビビって思わずヘッドセットを外しちゃいましたよ。

リアルでもこわい!

洞窟から抜けると森でした。


…洞窟を抜けるあたりでね、ライターがふいに消えたんですよ。

ライターの火をつけたままにするにはコントローラーの人差し指のあたりにあるボタンを押しっぱなしにしないといけないのですが、まだ操作方法に慣れてないボクは、ちょいちょいライターを落としちゃうんです。

また落としちゃったかと思って不用意に火をつけたらね、実はライターの火が消えるイベントで、また火をつけたら

怖い人形が目の前に立ってたんですよ。

わっ!

ってリアルに声を出しながら、思わず右手を上げちゃったんです。

ボク、五十肩になってて右肩がすげえ痛いんですけれども、驚いた時に右腕を激しく動かしちゃったもんですから、腕に激痛が走り、そのまま1分くらいしびれてましたよ。(重症)

精神的にも肉体的にもダメージを負ったワタクシなんです。
もうボロボロですよ。

それにしても、いわゆる”ドッキリ系”をこんなにも早く出してくるだなんて、このゲーム、まじでヤバいわ。

怖がらせ方に自信があるに違いない。

きっと、この後も100万通りの怖がらせ方を繰り出してくるに違いないよ。

ランタンがぶら下がっており、これに火を入れるとセーブしたことになるんですって。

火をつけたら速攻でやめました。

このゲーム、こわすぎる!

15分くらいしか遊んでないのに怖さマックスだ!

途中で頭をなでられたような錯覚があったり、五十肩な右腕に、しびれちゃうほどの激痛が走ったりして、リアルワールドでも精神的・肉体的にダメージを食らったワタクシは、これ以上のプレイは不可能!

次にプレイする時は「スポンジボブ」みたいな愉快なアニメをテレビで流しつつ、VRな世界に没頭しすぎない環境を用意したいと思います。

まだ15分なんだから。

まだ序の口のはずだからさ、絶対。

 

アイちゃん、ちょー怖かったんだよ!
ボク、ちょー怖かったんだ!


あー、癒やされる。
キズナアイちゃんに間近でニッコリしてもらってマインド部分を回復しよう。
「ライズ・ビニース」の赤い顔とか、チュートリアルの顔とかに比べると、アイちゃんは天使だね、ホントに。(比べんなよ)

そういえばね、「ライズ・ビニース」って公式サイトに「リーズ・ベニーズ」って書いてあるから「ローカライズ大丈夫かな」って思ってたんだけど、全然大丈夫でした。
普通にちょー怖いですし、ちゃんと作ってあるゲームです。

でも、怖すぎると思います。


もっとオキュラスクエスト2で遊びたいワタクシは「サイドクエスト(SideQuest)」というツールを導入し、ユーザー作成のプログラムをインストールできるようにしてみましたよ。

「クエイククエスト(QuakeQuest)」という「クエイク」をVRにしちゃうツールが公開されていたのでプレイしてみました!


おお、すげえ!
自分の手が見える!

斧ちっちゃい!


ボタンを色々いじくってたら開発者用メニューが表示されてしまい、メニューを閉じるためにボタンを操作しているうちに、最初に出てくる一般兵にやられちゃいました。


同じく「クエイクツークエスト(Quake2Quest)」もプレイしてみましたが、「クエイク」「クエイク2」も、のぺーっと動作するタイプの移動方法(略して”のぺ移動”)で、テレポート方式じゃないんですよね。

”のぺ移動”は苦手なので早速酔っちゃいました。
あーキモチワル。

それにしても、やっぱり敵に銃を向けて撃つ、というのはイイなあ。
本当に”その気になっちゃう”んだよね。

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