さて、前回はPCエンジン編でしたが、今回はメガドライブ/ジェネシス編でございます!
唐突ながら、メガドライブが現役バリバリだった頃の話をします!
メガドライブがバリバリ伝説(当時のダジャレ:略してバリ伝)だった頃はインターネットがなかったので、そのゲームの出来を見るには、実際に輸入ゲームショップに行き、店頭デモされているゲームを見るか、ゲームのパッケージや数点のスクリーンショットから判断するしか無かったんです!
また、輸入ゲームは日本のゲームよりも高価だったので、輸入ゲームを買うのは勇気が必要だったでした(1本8,000円くらいしました)。
このため、みんな、店頭にある情報を隅々までじっくり確認し、検討してから購入していました。
店頭デモされているゲームは、だいたいそのショップの店員さんがオススメしているゲームで、「おいみんな、オレ様が見つけたすげえゲームを見せてやるよ!」みたいな感じでした。
実際に動いているゲーム画面を見られるのはとても貴重でありがたかったし、実際にプレイした(かどうかは本当は不明ですが)人のオススメは非常に貴重だったので、本当にありがたかったんですよー。
ゲームプレイの様子を録画したビデオを流す場合もありました。また、せっかく店頭デモされているのにゲームタイトルとハイスコアが交互に表示されるだけでゲーム画面が全然見られないものもありました。
また、デモの短い時間ではゲームタイトル(デザインされた英語ロゴ)が読めなくて店員さんに尋ねて、それがきっかけで店員さんと仲良くなったり、仲の良さは無関係に、店員さんにお願いしてデモ中のゲームを少しだけプレイさせてもらうことも可能な場合もありました。
※おしり画像は本文と関係ありません
で、ここからようやく本題に入りますが
店頭に貼られた数枚のスクリーンショットを見て「面白そうだけどどうかなー!?」とめちゃくちゃ迷ったのは「タリカン(Turrican)」でした!
なに?この腰のくねり!
なに?このなんとも言えない男性の表情!
なに?このエロさ?
店頭に貼られている数枚のスクリーンショットを見る限り、ファミコンの”ロボット”が「魂斗羅」っぽく弾を撃ちまくる爽快アクションシューティングゲームのように見えるのに、何故パッケージからそこはかとないエロさが漂っているのか!?
あ、ファミコンのロボットってこんなん(↑)です。
スクリーンショットを見る限り、これがバリバリ弾を撃ってるような感じに見えて非常にダサかったんです!
「タリカン」との二択で、悩みに悩んで購入したのは、実機で店頭デモされていた「ウィンターチャレンジ(WinterChallenge)」でございました。
店頭デモしているテレビ(ブラウン管)に貼られた、店員さんによる宣伝文句の通り、スピードスケートやスキー、ボブスレーなどの3D描画は異様に高速で、技術的にすごいことをしている(に違いない)というのがひと目で分かりました。
そしてそれを”自分の目で確かめた”というところが、購入に至るポイントになりました。
ただ、実際に遊んでみると、技術的にはすごいのでしょうけれども面白いかと言われるとアレだったし、何と言ってもその他の競技がどうしたら良いのかワケわからない感じで…
(ウィンターな競技に馴染みがなかった)
かー!「タリカン」だったなー!
と、大博打への失敗を認めたくないけど、認めざるをえない感じでございました。
というわけで、「タリカン」や「ウィンターチャレンジ」のパッケージを見ると、秋葉原の輸入ゲームショップで長時間悩んだことなども含めて丸ごと思い出すワタクシでございます。
ちなみに、「タリカン」のイラストを描かれたのはボリス・ヴァレホ(Boris Vallejo)という方で、「ドラゴン・ウォーズ(Dragon Wars)」などのイラストも描かれた方だそうです。
他には「ハードボール(HardBall!)」や「マイク・ディトカのパワーフットボール(MikeDitka PowerFootball)」も手掛けていますが、どちらもゲーム本編とは無関係の、変なエロさが漂ったパッケージになっているので必見です。
しょっぱなで時間を取りすぎたか!?
お次は「ああ播磨灘」です!
ボクは原作コミックをあまり知らないのですが、このパッケージを見るたびに、播磨灘を見かけた力士が
あー!播磨灘だ!
と言ってるように見えちゃうんです。
(このパッケージの人が播磨灘なのですけれども)
ちなみに、メガドライブミニで遊ぶたびに、何故かまず最初に「ああ播磨灘」をプレイしてから他のゲームを遊ぶ、というのがワタクシの儀式でございましたが、ゲームはちっとも上手くなりませんでした。
お次は「グレイランサー」です!
1992年発売のシューティングゲームですが、ボクが好きなのは2019年に再販されたバージョンのパッケージでございます!
(他にも30周年記念版もあり、それぞれパッケージイラストが異なります。ハッキリ言って、オリジナルバージョンのパッケージは超つまらなそう)
ゲームはプレイしたことがないので全然知りませんが、
女の子2人の表情の落差が激しくて好きです。
左がヒロインで右がサブヒロインだと勝手に思っており、サブヒロインは少し意地悪で、ヒロインが作ったガンプラの箱を「え、もうプラモデルを作ったんだから箱はいらないでしょ?え、まだ必要だったの?あちゃー!てへへ」と捨てちゃったのを見たヒロインが
ひどいですぅー
とか言いつつ、去りゆくゴミ収集トラックを目で追いながら言っているシーンに見えています。
なお、30周年記念版もヒロインがこちらに手を伸ばして何かを訴えているようなイラストなので、この子は可哀想な目に会うのかな?と想像しています。
(サブヒロインは「え、大丈夫?」という表情)
お次は「ヴァーミリオン」です!
このパッケージはとてもカッコいいのですが、鎧の騎士の下半身が、色的に馬と同化してケンタウロスのように見えており、パッケージを見るたびに
あ、かっちょいい
…ケンタウロスの絵ではないんだよな
とセットで思います。
ゲームは、プレイヤーが世界平和のために戦っているのに、街の人々が「勇者とか魔王とかそういうのいいから、真面目に仕事しな」みたいな感じなのを、”勇者の孤独”までロールプレイングさせなくてもいいのに…と思う感じですかね。
当時、新品が1,000円以下で売られているショップが多かった記憶がありますが、確かに名作ではないけれど普通に面白かったと思います。
お次は「ゴッズ」です!
ボクが大好きなサイモン・ビズレー(Simon Bisley)さんによるイラストですが、とんでもなくカッチョイイな!
ちなみにアミガ版のパッケージイラストは、イラスト自体は同じながらキャラクターがはみ出す大迫力で、これまた非常にステキでございます。
全然関係ないけど
青リンゴ?
みたいな。
ビットマップブラザーズ社のゲームはどれもスタイリッシュでカッチョイイのですが、ゲーム自体は大味で”ザ・洋ゲー(久しぶりな言葉)”というところも含めて大好きです。
お次は「四天明王」です!
なんか生頼範義が手掛けた映画ポスターみたいで、超カッコいい!
一番奥にいる人がボディビルダー過ぎるポーズしてるけど、こういうゲームなのかな?
(ボディビルみたいなゲーム、と言われても分からないのですが)
パッケージイラストを見るたびに、プレイしてみたいな、と思います。
お次は「アリシアドラグーン」です!
色が薄い!
淡い色ばかりが使われていて、ゲームパッケージとしては非常に弱い!
色褪せた感じに見える!
…と、せっかくゲームが面白いし、パッケージイラストもデザイン的に素晴らしいのに、目立たない、というのが、いつも残念に思います。(ゲームショップ店員目線?)
レトロゲーム発掘&獲得に精を出すみなさま、「アリシアドラグーン」はこういう色使いのパッケージですから!色褪せてないですから!(本当に色褪せてるかもしれないけど)
ゲーム自体は面白くてとても好きでしたが、もう少し敵が柔らかいか、こちらが強くなれれば、爽快感があって名作と呼ばれただろうな、と思います。
お次は「ラングリッサー」と「ラングリッサーII」です!
どちらも「キャラクターの設定画をそのまま貼り付けて、お手軽に仕上げたっす!」みたいな感じに見えて、
パッケージ用イラストは
描いてもらえなかったのかな…
と、余計なお世話なことを想像してしまいます。
ゲームはプレイしたことありません。
最後は「ドラゴンズリベンジ」です!
ダーゼルという女性の顔が、テーブルのど真ん中にリアルに描かれているのが印象的なピンボールゲームなのですが、このイラストを見ると、自分に向かって飛んできたボールが顔に当たる瞬間をとらえた映像、みたいな感じに見えます。
ダーゼルさんが
ふっ!
と気合を入れて、ボールがぶつかる痛みに備えている感じ?
あと、右のドラゴン的な生き物が、ダーゼルさんを守ろうとしたけど失敗して「あれっ?」という感じにも見えるし、「ぎゃはは!ボールが顔に当たってやんの!」と喜んでるようにも見えて、トータルで非常に味わい深いです。
ゲームは意味不明なところもありますが、よくできたピンボールゲームで面白かったです。
今回は以上でーす!















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