前回の壮大なフリを受けて「ターミネーター2 ノー・フェイト(Terminator 2D: NO FATE)」をプレイしますよ！
こっちが本題だったのに、前回はボクの中で振り返りが盛り上がりすぎたな！
特に反省しないけれども。
ゲームは、映画をほぼそのままなぞった物語なので、まだ観ていないなら映画を先に観ておいたほうが良いんだけど、別にまあ観て無くてもオッケーだ！
ゲームは時系列が入り混じりながら進むけど、単純だよ！
- 未来編：未来のジョン・コナー(大人で戦士だが顔に傷を負って美少年だったのに台無し)が、人類滅亡をもくろむ地獄の機械軍団と血みどろになって戦うよ！
- 西暦1995年編：少年ジョン・コナー(役立たずだが美少年)のお母さんであるサラ・コナー(女性戦士)が、血の涙を流しながら悪魔の液体機械人間に抵抗するよ！
サラさんには使命があるんだ！
- 我が子ジョン・コナーを、未来から送り込まれてくる恐怖の機械人間達から守り抜く
- ジョン・コナーは未来時代の救世主となる人なので、今のうちから鍛えておく
- 映画「ターミネーター1」で破壊したターミネーターの残骸を保管＆研究し、それが未来時代に人類を滅ぼすスカイネットというAIを生み出すことになるサイバーダイン社からターミネーターに関するデータを全て抹消する
(スカイネットがそもそも開発されないようにして明るい未来が来るように頑張る)
ちなみに「バーチャファイター1」のサラさんはサラ・コナーがモデルだよ！
ですが、操作性は非常に良いし、ステージの長さや緩急のつけかたも実にちょうど良いし、何と言っても映画の再現度が非常に高いので、全て「ノー・プロブレム・オール」なんです！
音を立てないように注意深く歩くサラさんの歩き方がちゃんと再現されている！
いや、正直なところ、再現度はイマイチだと思うんだけど、再現しようと頑張ってる感がすごい！
前面で燃え盛る炎があって見づらいけど、悪魔の液体機械人間(T-1000)が操るトラックを撃退したシーンです。
このシーンではトラックが橋から用水路に突入してくるシーンも再現されていて素晴らしいのですが、大破したトラックからタイヤが1本転がってくる＆T-800が「来たら撃つぜ！」みたいな感じでトラック方向にショットガンを向けて、少し待ってから去るところも再現されているんです！
ブレーキをかけたジョンのバイクが滑ってから止まるところまで再現されていれば120点だったんだけど、すでに100点を獲得しているので良しとするよ！
映画「ターミネーター1」でサラさんの心に強烈なトラウマを植え付けたT-800と思いがけず再開して、思わず腰を抜かしそうになるサラさんを完全再現だ！
(映画「ターミネーター1」では、未来時代の救世主のお母さんとなるサラを、普通の大学生時代に殺っちまおうぜ！とターミネーターが送られてきました)
本能的に今すぐ逃げ去りたいのに裸足の足が床に滑って進めない＆立てない＆でもT-800を凝視したままなところも再現されているぜー！
T-1000(液体なターミネーターの方)の特徴的な走りは他のシーンで出てこないから、このシーンで見られるのもステキな変更だし、持ってる拳銃が鉄棒に引っかかって「あれ？」となるシーンはあえて入れてないだろうところも非常にステキだ！(何でも好意的に見る)
さささーっとT-800がトラックに登り、T-1000の至近距離からマシンガンを撃ちまくるシーンがなにげに好きなんだけど、あれはシュワルツェネッガーではなくてスタントマンの人だよね？
シュワルツェネッガーはあんな機敏に動けないよね？
(ゲームではなく映画の話をする)
からの
アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー
は当たり前に、その直前の、液体野郎が凍って「うまく歩けないんですけど、なにこれ？」と困惑するところも完全再現だ！
他にもヤツの最後や、「特別編」で追加されたシーンなど、様々な箇所が細かく再現されていて、本当にニクイ！
マキシマム・オーバー・ニクイ！
ただ、唯一、不満があるんだ！
タイムスリップ直後の全裸T-800が洋服を手に入れるためにバーで大暴れするシーンが”うすい「ファイナルファイト」”で再現されているのに、アーノルド・シュワルツェネッガーの見事な肉体をドット絵にしていながら、彼のおちんが描かれていないんだ！
もう一つの大暴れを描かないのは何故だ！
「え！全裸！？…あらん、ステキね(はぁと)」みたいなウェイトレスはさり気なく再現していると言うのに！
あ、でも、バイカーをジュージューするシーンは再現されているし、劇中でも別にT-800のモンスターが大暴れするシーンは描かれていなかったから別にいいか。(いいのか)
というわけで、「ターミネーター2」ファンの方は絶対に満足するゲームに仕上がっておりますので、ファンなら絶対にプレイしよう！
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