「ドラゴンクエストI&II」についての感想を述べたいと思いますよ!
あ、画像はオリジナル版だけど、述べるのはリメイク版の感想ですよ!
「I」については、前にプレイ中の日記を書いているのでそちらを読んでいただければ、分かるか分からないか、微妙な感じかと思います。
(微妙なのかよ)
「あのシンプルな物語をよくぞここまで膨らませたなあ!すげえ!」というのが感想ですが、あのシンプルさが好きで今でもたまにプレイしちゃうくらいなので、感想としては「引き分け」という感じでございます。
(結局よくわからない感想)
ただ、「1 対 複数(or 複数回攻撃)」の戦闘はズルいと思いました。
「I」を超絶シンプルに振り返ったところで「II」なのですが、「I」と同様に「よくぞここまで膨らませたなあ!しかも違和感ないところがすげえ!」という感想でございます。
ただ、なんていうか…
その…
あの…
重い!
パーティメンバーの中に、ハーゴンに滅ぼされたムーンブルクのお姫様が含まれているので、この雰囲気の重さはとてもリアルなんだけど、なんというか、その…
やりすぎ?
ボクのファミコン版に対する感想というか印象は
ロンダルキア
なんですよ。
嫌になるほどキツかったけど、最後にぶっ倒してやったよな!みたいな。
でも、このリメイク版の感想というか印象は
ムーンブルク
なんですよ。
最後にぶっ倒してやったけれど、あの悲しみは終わらない…みたいな。
お姫様自身は「最初はハーゴンに対する恨み満開な気持ちだったけれど、途中からはみんなとの旅を前向きに楽しんだ」みたいな事をおっしゃってましたが、ボク的には、あまりそうはならず、お姫様がただただ気の毒で、
姫様、おつらいでしょうけど、がんば!
みたいな気持ちでございました。
ボクは2DなRPGをプレイしている時、無意識に頭の中で3D化して遊んでたりするのですが、ムーンブルクのお姫様のイメージは芦田愛菜さんでした!
芦田愛菜さんが、両親を、国を、奪われた悲しみと恨みを抱きながら、みんなと一緒に旅を続けることによって少しずつ前向きな気持ちを取り戻し、ゲームクリア後はおそらくムーンブルクに戻り、立派に復興させちゃうんです!
ただ、なんていうか、ボクらが倒したモンスターの死体を漁ってゴールドやアイテムを獲得している様子は、芦田愛菜さんには見られたくなかったなあ!
(3Dにし過ぎ & 芦田さんのことだから、さり気なく見て見ぬふりをしてくれていたと推測)
ムーンブルクが芦田さんだからというわけではないけれど…サマルトリアの王子は福くん?
なんかちょっと違う気もするけど、微妙に合ってるような気もする…。
ただ、王子が戦闘中、メラやギラなどの火炎系呪文を唱える時に「熱いですよー?(これから火の玉をあなたにぶつけますよー?の意味)」とか言うのはすげえ嫌だったなあ。
そのセリフの後に「あ、死んじゃったー?ごめんねー?」が続きそうな感じがしてねえ。
スラリンみたいな、人に危害を与えないモンスターを登場させておきながら、このセリフは無いよなあと思っておりました。
リメイク版で追加された、福くんの妹はゲームの見たまんまで特に何もイメージがありませんでしたが、彼女がいたから福くんとの漫才が成立して物語が重くなり過ぎることがなかったし、福くんにヘイトが集中していないのも彼女のおかげだ思うので、間違いなく重要人物だと思います。
ローレシアの王子は一人だけ全く喋らないので違和感がありましたが、途中から「街」の高峰隆士の顔が浮かんできて、「高峰だから喋らないのが普通」と思っておりました。
「ロトの末裔なのに一人だけ魔法が使えないだなんて、あなたは自分がおかしい子だと思っていたでしょう?周りの人たちからもそう思われているのではと思っていたでしょう?」みたいな事を敵から言われた時は結構ドキッとしました。
「I」の時は、一人旅する主人公が「古の勇者(「III」の主人公たち)は4人で旅していたと聞くけれど、あなたは一人なのね。友達いないの?」とか言われたりして、なんか…こういうのが上手いよなあ。
総じて言うと、「II」も面白かったです!
特にボスと戦う時は、まず開幕であのキャラクターはあの呪文を唱え…などの戦略を考えるのが楽しかったです。
「III」でやろうとしたことが少し分かったというか、そんな気がしました。
また、小さなメダルを集めるともらえる装備品が本当に強力だったので前向きに集めようと思ったし、物語が補完されてキャラクターの解像度が上がりまくったのも、とても良かったです。
このリメイク版はボクが愛した「ドラゴンクエストII」とは違うものだけど、別のゲームとしてはとても良く、最後まで楽しかったです。
リメイク版をクリアした今、またオリジナル版をプレイすると違った視点で楽しめたりするのかも…と思いつつ、最終的な感想は
堀井雄二ってすげえな!
でございました。
海外産RPGに対抗できる物語を描けるのは彼しかいないのでは?と思いました。






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