名画で笑わせに来る、ズルいゲーム

「フォー・ラスト・シングス(Four Last Things)」で遊びますよ!
ルネサンス絵画を全力で使いまくったアドベンチャーゲームだ!

あ、このゲームは基本的にふざけたゲームですよ?
ルネサンス絵画が使われてるだけで非常に高尚な感じがしますが、プレイしてみたら全力でふざけてるのがわかります。

ゲームはアダムがイブにそそのかされてリンゴを食べちゃうところから始まります。
アダムがリンゴを食べる夢を見た主人公は、アダムとイブの罪を償うため、教会にダッシュします。

アダムとイブの罪を償おうって、ある意味、人類のすべての罪を償う、みたいな感じなのかな。

すげえな、主人公。
人類すべてを背負ってるぜ。

教会では、罪を償いたい人たちの行列ができておりました。

みんな罪を犯したがるから混んでるんだよねー。

君ね、7つの大罪のすべてを体現してるようなヤバい人だったら、優先的に入れてあげるよ。
言うなれば、ファストパス的な感じね?

ふおお、そうなのか。

よっしゃ!

教会に入るために、高尚な主人公を極悪人にすっか!

教会の入り口に立ってる人たちから「がんばってねー(Happy sinning!)」の声援をいただきました!

画面右に写ってる人たちは、このゲームの出資者の皆さんだそうです。

やべえ、危険なくらい
メタ方面に振り切ってる!

ということで、早々に立ち去りますよ。

このゲームが愉快なのは、人をビンタできるんですよ!

しかもこのビンタが
何かに活かされることはないんです!

なんの理由もなくビンタできるのが素晴らしいですね!

パイの王様を自称する男とパイの早食い競争をするも、敗北!

なんだこの人、メチャクチャ早くパイを食べるじゃないか!
まったく歯がたたないよ!
”パイの王様”を名乗るだけはあるな!

なんとしても勝ちたい!

パイの早食い競争で世界一、
いや、銀河一になりたい!

というわけで、
ヤツのパイに毒を混ぜてやったぜ!

永遠におやすみ、パイキング…。
(微笑&投げキッス)

おお、「憤怒」の罪を手に入れたよ!

この調子で頑張るぞ!


可愛くてセクシーな女性がベッドに寝転んでる…。
彼女と是非お近づきになりたいものでございます。


話しかけようとすると、ババア登場!

このババアの突然の登場に、非常に驚いて「おっ!?」とか言っちゃった後、”秘宝館”を思い出してしまいました。

”秘宝館”とは、熱海にある、風俗を題材にした18歳未満入場禁止なエロエロな施設なわけなんですけれども、女性がお風呂に入ってるのを覗く穴があったりして、当然覗くわけです。

覗いていると「えっち!」とか言われて、水がビシャーッとガラスにかけられるんですが、知らなかったりするとすげえ驚いて飛び上がっちゃったりするんですよね。

秘宝館を
自宅で再現するとは思いませんでしたね。

最終的に「色欲」をゲットしたぜ!

どのようにして「色欲」をゲットしたかは、是非自分で見てくれよな!

というわけで「フォー・ラスト・シングス」をクリアしました!

ルネサンス絵画の絵ってまじまじと見ると、変に可愛らしかったり、笑えたりするものも多いような気がしますが、そういうものを全力で使いまくっていて、ちょっとズルいですね。

ズルいんですけれど「ズルいなあ」と思いながら、最後まで笑わせてもらっちゃいました。

七つの大罪を極めたらおしまい、というシンプルなゲームで、謎が分かれば2時間くらいでクリアできちゃうボリュームなのもいい感じだったかもしれません。

0 件のコメント :

コメントを投稿