さあさあ「ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ダイ」をプレイしましょう!
このゲームは映画「ブレードランナー」のような近未来で殺人事件を解決するゲームだよ!
イコライトという、脳みそをデータ化したものが人間の本体となっており、みんな体をとっかえひっかえしながら100年以上生きている、みたいな、なかなかすげえ世界が舞台です。
このため、死んじゃっても、イコライトさえ無事ならばボディチェンジで復活可能、という感じでございます。
ただ、イコライトとボディが馴染むのに結構な時間が必要だったり、以前、そのボディを使っていたイコライトの習慣(何かの依存症など)を、ボディが覚えていたりするのが面白いです。
画面中央で焼ける木の横に男性が吊られている…。
彼のイコライトは破壊されており、完全に死亡している状況。
彼は誰なのか?
首をつったように見えるが、自殺か他殺か…?
さあ主人公の出番ですよ!
主人公であるジェームズさんの左手には”未来ガジェット”が装着されており、現場の状況から過去を推測することが可能です。つまり短時間だけ過去に戻れるというわけでございます。
UVやX線などを使用して、現場付近の状況を細かく把握できたら、再度、過去推測を行い…というのを繰り返して、「その時、現場で何が起きていたのか?」を暴いていきます。
さらに、自宅では発見したピース(事件の状況や登場人物)を組み合わせ、今までに判明した情報を整理し、「犯人は、何故、彼を殺す必要があったのか?」という事件の真相に近づいていきます。
このシーンは、「あ、そっち?」とか「それがくっつくの?」ということが多くて、あんまり好きじゃなかったです。
(自分の理解度不足を不満につなげる)
上のスクリーンショットは、撃ち合いのあった現場で、誰が誰に、どのタイミングで発砲したのか、被害者は、どの時点で、何をしている時に死んでしまったか、などなどを過去推測しているところです。
この人は誰かに発砲中ですが、誰に向かって、何発発砲したのかはもちろん、何故上半身裸なのか、などについても分かっちゃうんだぜー!
うふふふ。
事件が起きる数分前はお酒を飲みながらリラックスして談笑していた人々が、爆発に巻き込まれて宙を舞っていたり、爆発に対して超反応して、ソファーを踏み台にジャンプしながら拳銃を撃っていたり、「人生、わからんもんだねえ…アナゴ君!」と腕組みをしながら思いました。
(ふいに「サザエさん」のアナゴ君に問いかけてみました)
正直、「ブレードランナー」で「攻殻機動隊」な雰囲気を再現しただけの、パッと見ゴージャスだけど中身がペラペラな、いかにもインディーな「雰囲気ゲー」かと思っていました。
また、ロケーションが少ないことから「ひょっとして低予算ゲームなのかー?」と邪推してしまうような隙はあれど、一貫してハードボイルドな雰囲気だし、登場人物の皆様はみなさん人間的だし、細かい部分からその人が歩んできた人生が想像できたりして、とても失礼な表現ながら「すごくちゃんとしたゲーム」だし、むしろ「とてもよくできたゲーム」だと思いました。
今ならウィンターセールで超安くなってる(800円くらい?)のでオススメです!






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