独断と偏見のゲーム大賞2025

2025年12月31日水曜日

Game of the Year

t f B! P L

みなさん、こんちゃ!

2025年が終わりますね!
ボク的には「終わりたいなら終われば?」という感じですが、皆様的にはいかがですか!?
「終わらないで!」みたいな感じでしょうか?

比較的どうでも良い挨拶はそこそこに、毎年恒例の「ゲーム大賞」の発表でございます!

受賞対象となるゲームは「ワタクシが2025年にプレイしたゲーム」でございます!突然すげえ昔のゲームが受賞する場合もあるし、ボクが偏ったジャンルのゲームばかりプレイしていると、全然プレイしないジャンルもあって、そういう場合は受賞ゲーム”なし”になっちゃうんです!

”なし”で次に進んじゃうのは寂しいから、ステキ女子のステキ画像を貼っちゃいますが、それはそれで楽しみだね!(イヤッハー!)

そんな感じで何の権威もない、超どうでもいい、世界で最も気楽なゲーム賞ですが、今年も大発表だ!


あ、そういえば、一番最初に掲載した画像が、その記事のサムネイルとして使われるようで、最初に受賞したゲームが分かっちゃうのを防ごうと思い、なんとなく「伝説巨人イデオン」のプラモデルパッケージアートを貼ってみました。

んー、300円で真っ白なプラモデルだったのと、イデオンにはコスモが乗ってるのに何故この2人が載ってるのだろう、と思っていたのを思い出しました。

イデオンのプラモデルの話も比較的どうでも良いので、今度こそ、今年のゲーム賞発表にまいりましょう!


[アドベンチャーゲーム部門]

ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ダイ
(プレイオン/PC)

「ブレードランナー」や「攻殻機動隊」といった単語に反応してしまうワタクシとしては「ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ダイ」の世界観は大好物で、しかも最後まで哀愁が漂い、世界観の割にハードボイルドで地味な作り、と来たら最高なわけです。これはもう、仕方ないっす。

<ノミネート作品>
  • ノルコ(Norco)/PC
  • クリムゾンダイヤモンド(Crimson Diamond)/PC
  • ビヨンドシャドウゲイト(Beyond Shadowgate)/PC
  • ダレカレ(and Roger)/PC
  • ハイマー2000(Hymer2000)/PC
  • ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ダイ(Nobody Wants to Die)/PC

[シミュレーション・ストラテジーゲーム部門]


ユニコーン・オーバーロード
(ヴァニラウェア/NintendoSwitch2)

正直なところ、「ユニコーン・オーバーロード」に目新しさは無いのですが、細かいところまでしっかりと丁寧に作り込んであって好感が持てる作品でした。フォントまで美しくて読みやすく、プレイ中、全てが心地よかったです。

<ノミネート作品>
  • ディフェンダーズクエスト2(Defender's Quest 2: Mists of Ruin)/PC
  • ユニコーンオーバーロード/NintendoSwitch2

[ロールプレイングゲーム部門]


バルダーズ・ゲート3
(ラリアン・スタジオ/PC)

登場人物一人ひとりにちゃんと人生があり、その人達が作ったもの(村や街、組織などなど)にも歴史があり、それらはおびただしい数なのに破綻は無く、複雑に入り混じっているのに分かりやすく、それらを全てすっ飛ばしても問題ない、という懐の深さが本当にすごかったです。すごいだけでなく、ちゃんと面白いのも素晴らしいです。

<ノミネート作品>
  • 不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録/PC
  • ケイブス・オブ・カッド(Caves of Cud)/PC
  • バルダーズ・ゲート3(Baldur's Gate)/PC
  • メタファー:リ・ファンタジオ/PC
  • フェイブルド・ランド(Fabled Lands)/PC
  • アバウド(Avowed)/PC

[ファースト(サード)パーソンシューティングゲーム部門]


ウォーハンマー40000 スペースマリーン2
(フォーカス・エンターテインメント/PC)

最初っから最後までド派手なドンパチ(&アクション)が繰り広げられる様子は、往年の「コール・オブ・デューティ」や「ギアーズ・オブ・ウォー」のようで大変懐かしくもあり、少々古臭く感じるような王道を堂々と歩み続ける姿は、逆に頼もしい印象もありました。「そうそう、これこれ!」という感じが素晴らしかったです。

<ノミネート作品>
  • ウォーハンマー40000 スペースマリーン2(Warhammer40,000 SpaceMarine 2)/PC
  • クルーエル(Cruel)/PC
  • ボーダーランズ4(Borderlands4)/PC

[アクションゲーム部門]


ボール・エックス・ピット
(デボルバー・デジタル/PC)

「ボール・エックス・ピット」は「ヴァンパイアサバイバーズ」の正当進化型ゲームで、オリジナルの欠点を解消し、中毒性をさらに進化させ、オリジナル作品として昇華させているところが素晴らしかったです。

<ノミネート作品>
  • グラビティ・サーキット(Gravity Circuit)/PC
  • バンパイアキラー/MD
  • スーパーマリオブラザーズ ワンダー/NintendoSwitch2
  • ボール・エックス・ピット(Ball x Pit)/PC

[シューティングゲーム部門]


デビル・ブレイド・リブート
(シガタケ・ゲームズ/PC)

なんといってもプレイしていて爽快なのが素晴らしいです。操作性の良さ、爽快感、カットシーンや登場するあらゆるメカのかっこよさ、などなど、
何も文句はございません。ただただ楽しむのみ、でございました。

<ノミネート作品>
  • デビル・ブレイド・リブート/PC
  • ナツキ・クロニクル/PC
  • ツインクルテール/MD
  • バンシー(Banshee)/PC

[スポーツゲーム部門]


マイクロソフトフライトシミュレーター2024
(マイクロソフト/PC)

実際の地図を使ったリアルな風景を飛べるだけでもテンション上がるのに(ボクの家もありました!)、ボクのような初心者向けのキャリアモードが搭載されており、”基本のキ”から教えてもらえるのが素晴らしかったです。

<ノミネート作品>
  • マイクロソフトフライトシミュレーター2024(Microsoft Flight Simulator 2024)/PC

[パズルゲーム部門]


ローレライ・アンド・ザ・レーザー・アイズ
(アンナプルナ・インタラクティブ/PC)

ゲームの完成度という点では「ブループリンス」に軍配が上がるかもしれませんが、「ローレライ」はビジュアルのインパクトが強かったのと、妙に癖のある問題や物語に慣れてくると、これじゃないとアカンよね!と快感に思い始め、「あ、これはハマってるな」と自分で思うほどでした。人を選ぶパズルゲームだと思いますが、素晴らしかったです。

<ノミネート作品>
  • ライン(Lyne)/PC
  • ブループリンス(Blue Prince)/PC
  • ローレライ・アンド・ザ・レーザー・アイズ(Lorelei and the Laser Eyes)/PC

[その他]


ぎゅわんぶらあ自己中心派2
激闘!東京マージャンランド編
(ゲームアーツ/MD)

今年は今まで以上に真面目にレトロゲームで遊んだ年だったのですが、当時(33年前)に購入しておきながらほとんど遊んでいなかったメガCDな「ぎゅわんぶらあ自己中心派2」をなんとなくプレイしてみたらハマってしまいました。

ファミコン版の「ぎゅわんぶらあ自己中心派」をよく遊んでいたのですが、CPUの思考スピードがとにかく遅かったのとゴッドハンドが使う”稲妻ヅモ”が最悪で、それらの印象が強くて、なんとなくプレイしていなかったのだと思います。

この「激闘!東京マージャンランド編」は、とにかく高速で全てが快適なのに加え、ゴッドハンドも弱体化されていてとても良かったです。
「麻雀ゲームの名作だ」と2025年の今、思いました。

[今年クリアしたゲームたち]

今年クリアしたゲームを振り返ってみよう!
  1. チャンバーズ:デビアスデザイン(PC)
  2. グラビティ・サーキット(PC)
  3. ファイナルファンタジー2 ピクセルリマスター(PC)
  4. ウォーハンマー40000 スペースマリーン2(PC)
  5. ビヨンド・シャドウゲイト(PC)
  6. バンパイアキラー(MD)
  7. アバウド(PC)
  8. バルダーズ・ゲート3(PC)
  9. メタファー:リ・ファンタジオ(PC)
  10. 月風魔伝(FC)
  11. ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(FC)
  12. ネメシス(GB)
  13. ネメシスII(GB)
  14. ブライファイター(FC)
  15. グラディウス(MSX)
  16. ワルキューレの冒険 時の鍵伝説(FC)
  17. グラディウスReBirth(Wii)
  18. ニンジャウォリアーズ:ワンスアゲイン(PC)
  19. 魔王の迷宮(PC)
  20. 同級生リメイク(PC)
  21. ブループリンス(PC)
  22. ダレカレ(PC)
  23. ローレライ・アンド・ザ・レーザー・アイズ(PC)
  24. しずかなおそうじ(PC)
  25. ファイナルファンタジー3 ピクセルリマスター(PC)
  26. デビルブレイドリブート(PC)
  27. スカルド(PC)
  28. スプリンタード(PC)
  29. ぎゅわんぶらあ自己中心派2 激闘!東京マージャンランド編(MCD)
  30. フレッシュウーマン:シーズン2(PC)
  31. ハイマー2000(PC)
  32. ドラゴンクエスト1&2 リマスター(Switch2)
  33. クリムゾンダイヤモンド(PC)
  34. アイアイ喫茶店(PC)
  35. 伊藤潤二『マニアック』・果てしない呪縛(PC)
  36. トーメンテッド・ソウルズ(PC)
  37. ノーバディ・ウォンツ・トゥ・ダイ(PC)
  38. ボール・エックス・ピット(PC)
おいおいおい、どうなってんだ!
38本というと、平均3本/月をクリアしている計算じゃないか!

暇だったのか!?


ワタクシの2025年を振り返り、一言で表すと

なおす

でございました。

色々な人に迷惑をかけたので「陳謝」とか「感謝」という言葉も思い浮かんだのですが、それよりなにより、人のことをかまっていられないくらい、なりふり構わず、全力でなおしたのが今年だったような気がします。

去年からずーっと疲れ果てていたのですが、色々なところにできていた綻びや、壊れた箇所を直し、治す、という1年でした。


ゲーム的には、レトロゲームに傾向した年でした。

レトロゲームが流行ってるから、というわけではなく、自分が知っている、刺激の少ないゲームを遊んで心を癒そう(治そう)としていたと思います。

ボクと同年代の芸人である永野さんが「新しい刺激を取り入れて進化しようとせず、かつて自分が好きだったものに囲まれて、それらを愛でながら余生を過ごす。自分はもう若くないので、それくらいがちょうど良い」という話をされていて、「その通りだな」と妙に腑に落ちたのも大きかったような気がします。
  1. 目をつぶっててもクリアできるくらい、繰り返しプレイしたゲームで遊ぶ
    (やっぱり面白いな、と思うけれど、新しい刺激はない/または勝手に手が動いており、プレイ動画を見ているのと同等なのでなんとも思わない)
  2. 当時、クリアできなかったゲームで遊ぶ
    (やっぱりクリアできなかったらあっさりやめるが、現在の知識/知恵でクリアできる場合がある→小さ目の新しい刺激)
  3. 当時、ほとんど/全然遊ばなかったゲームで遊ぶ
    (さすがに全くプレイしていないことはないので、新しい刺激はあるものの、比較的弱い)
  4. 当時、面白いと思わなかったゲームで遊ぶ
    (「あれ、意外と面白いかも?」と思った場合は新規の刺激だが、やっぱり当時に全く遊んでないわけではないので、ド新規なものに触れることに比べると新しい刺激は比較的弱い)
みたいな工程によって癒やされていった気がしますが、振り返ってみると、これは段階的で、良い癒やされ方だったな、と思います。


ちなみに、今年新たな魅力に気づいたのはコナミ社製のゲームでした。

コナミのゲームは、当時の最新/最高技術を全力で注ぎ込んでいる感じがあって、それらのゲームが遊べる人は嬉しく、誇らしかっただろうな、と思いました。
(MSXの「グラディウス」シリーズや、各ハードで発表された「悪魔城ドラキュラ」シリーズを見て、そのように感じました)

一時期、ゲームをやめちゃったの?ゲームに対する愛は無くなっちゃったの?という感じのあったコナミですが、それでもちゃんとブランドを維持できているのは、古いタイトルを大切にしているところや、古いファンがコナミの良さを今のファンに正しく伝承できているからなのかな?とも思いました。

また、比較的最近、「魂斗羅」の面白さが理解できたのと同様に、イーグレットツーミニの「アーケードコレクション」によって「熱血硬派くにおくん」や「ダブルドラゴン」といったテクノスジャパンなゲームの面白さを理解できたのは嬉しかったです。


というわけで、2025年の目標を立てようと思いますが、来年は「今年を超える!」とか高望みせず、普通に

12本のゲームをクリアする
(毎月1本ゲームをクリアする)

でまいりたいと思います!
頑張るでー!

あと、「過去に生きる」を基本ポリシーとしたいと思います。
前よりもレトロゲームや、それにまつわる昔話が増えるかと思いますが、「コイツ、終活に入ったんだな」と思いながら聞いていただき、話が面白くなかったらそっと閉じていただければ幸いです。

そういうわけで、2025年、ボク的に一番おもしろかったゲームの発表でございます!














【2025ゲーム・オブ・ジ・イヤー】


バルダーズ・ゲート3
(ラリアン・スタジオ/PC)

今年クリアしたから、これはもう、仕方ない!
こんなすごいゲームは10年は出てこないですよ!(きっぱり)
NPC一人ずつに思考があり、人生があり、その人達が作ったものや歴史にも、もちろん思想が反映されていて、そんな中、プレイヤーの行動がNPC達だけでなく、世界に影響を与え、最終的にはその世界の歴史に刻み込まれる。
って、ものすごい経験ですよ!
「面白い」という言葉では生ぬるく、”凄まじい”ゲームでございます。


というわけで今年は最後です!
今年もありがとうございました!また来年もよろしくねー!

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