「ザ・ドリフター(The Drifter)」で遊びましょう!
主人公のカーターさんは、つらい過去から、そしてふがいない自分自身から逃げるため、奥さんを捨て、家族を捨て、地元から離れ、ホームレス同然のその日暮らしな生活をしていました。
ある日、母親の葬式に出るため、列車の貨物車両に紛れ込んで故郷に戻りますが、駅では警察が待ち受けていました。取り囲まれる貨物車両!同乗していた見ず知らずのホームレスはホールドアップしたのに問答無用で射殺!
なんてこった!無賃乗車が死刑になるほどの重罪だったとは!
…さすがにそんなことはないはずなんだけど、何が起きてるの?
警察が狙ったのはホームレス?それともカーターさん?
…みたいな緊迫感あふれるオープニングをいきなりぶちかましてくれる「ザ・ドリフター」はポイント&クリックなアドベンチャーゲームでございます!
公式日本語版はないのですが、神様が日本語化MODを公開してくださっているのでありがたくいただきましょう。
違和感ない日本語が本当に素敵でございます。
列車から出た後、古い友達と再会したりしますが、やっぱり警察に殺されそうになります。
なにが起きてるの?
警察は何故こんなにも攻撃的なの?
作者は赤塚不二夫なの?
という感じで、最初は「?」だらけです。
また、カーターさんは、殺されると、殺される時の記憶はそのままに、殺される直前に時間が戻る?という「?」も追加されます。
ゲームとしてはそういうもんでしょ?なのですが、このゲーム的なお約束が物語にガッツリ組み込まれていて、カーターさんも殺された自覚があるので「なんなのこの能力!?」になるわけです。
もう本当に「?」ばっかり!
また、ヒントも、会話の中やカーターさんの独り言に、本当にさりげなく含まれていたりするのでゲームの癖(作者の癖)が掴めていない最初の方は、何をどうしたらいいのか(カーターさんがどうしたいのか)分からず、結構詰まってしまったりすると思います。
そんな時は…見ちゃいなよ、ヒントをさ?
というわけで、スチームのガイドとかで誰かが公開してくださっているウォークスルーを見ちゃいましょう!
いろいろなことが判明して目的がハッキリしてくるのは物語の中盤以降なので、混乱&不安が続き過ぎて嫌になっちゃう人もいると思うんです。
このゲームはとてもよく出来ていて面白いので、ちょっとくらいズルしてもいいからエンディングを目指していただきたい!
面白いハリウッド映画を一本見終わった、みたいな達成感というか、気持ち良い疲労というか、そういうものが味わえるゲームでございます。
ちなみに、同時期に「デス・ストランディング2」をプレイしていたのですが、「ザ・ドリフター」が語り過ぎず、印象に残る演出もありつつ、物語や主人公の心情に大きく関わるような”語るべきところ”はガッツリ語るけど、その他の物語の脇っちょの部分はプレイヤーの想像に任せる、みたいな感じが、とても対照的な2作品だな、と思いながらプレイしました。
(どっちがどう、みたいなのは置いといて)






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